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リズム感を鍛える方法!プロ打楽器奏者が本気で教えます!

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プロ打楽器奏者のわかこです。
音楽大学を卒業し、演奏のお仕事やレッスンなどをしています。

・リズム感がないと言われたことがある。
・自分のリズム感に自信がない。
・リズム感が良くなりたい!
・リズム感を良くするにはどんな練習をしたらいいの?

こんなお悩みをお持ちの方のヒントになるような記事を書きました♪

ここで説明することを理解して練習に活かしていただければ、誰でもリズム感を良くすることができます。

ただし読んだだけでは上手にはなれません。必ず練習してくださいね♡

リズム感とは

1、リズム感とは?

リズムを感じ取る能力。リズムにのって音楽を奏でたり、体を動かしたりする能力。(goo国語辞典より)

2、テンポの事を知ろう

よく楽譜の最初に「M.M.♩(4分音符)=100」などと書いてあるこの数字は何だろう?と思ったことはありませんか。

この数字は、1分間に4分音符を100うつ速度を示したものです。

「M.M.♩(4分音符)=60」ならば、1分間に4分音符を60うつ速度(=1秒の速さと同じ)という事です。ちなみに、「M.M.」は、Metronom Malzel(メトロノーム・メルツェル)の頭文字をとったものです。

 他にも、BPM(Beats Per Minute)と書く場合もあります。60 BPMはM.M.♩=60と同じ意味です。

リズム感を鍛えるコツ

その1、テンポキープを意識しよう

リズム感を良くするには、テンポキープ(テンポを一定に保つ)がとても大事!

例えば手拍子を2つ打ってみて下さい。

『 タン  タン 』   

その2つの点の間にはテンポが生まれます。点と点の距離がテンポになっていきます。

点と点、またその点と次の点、その点と次の点…というようにつながっていき、この繰り返しでテンポが出来ていきます。

なので、つねにテンポ(点と点の距離)がキープできているかを自分の耳でチェックしましょう。

その2、テンポを創りだす意識を持とう!

テンポを創りだす? 

どういうことだろう? と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

例えば『♩(4分音符)=100の速さで手拍子をしてください』と言われて、実際♩(4分音符)=100の速さで手拍子できる人がどれほどいるでしょうか。

普段、あまりテンポを創りだす意識がない人には少し難しいかもしれません

打楽器奏者やプロの演奏家の多くは、体に染み込むほど練習した曲などを思い浮かべて『あの曲がこのくらいだから、(例えば)テンポ100はこれくらい』とだいたいのテンポを出せます。

これは、テンポを創りだす意識をもって何度も繰り返し練習をしていくことで、だんだんとできるようになっていきます。

普段の練習から、自分の中にテンポを創りだす意識を持ちましょう。

別記事でご紹介するテンポキープゲームもオススメです。

その3、メトロノームを使って正しいリズムを身につけよう

Metronome on the wooden table, 3D rendering

リズム感に悩むかたは、必ずメトロノームを使って練習をしましょう。テンポの意識がないままメトロノームを使わずに練習をしてしまうと、必ずリズムに変なクセがついてしまいます。

一度ついてしまったリズムの変なクセは直すのが結構大変だったりします。

練習し始めは肝心です。メトロノームを使って正しいリズムを身につけましょう。

(↓振り子式メトロノーム、視覚的にテンポがわかりやすいメリットがあります。↓)

(↓電子メトロノームは、細かいリズムを出せたりイヤホンをつなげたり、TAP機能がついていたりと便利な機能が多いです。電子メトロノームだとこちらが使いやすいです。↓)

メトロノームの音が聞こえなくなる?!

これは打楽器(音の大きな楽器)限定になってしまうかもしれませんが、メトロノームのカチッカチッ(またはピッピッ)という音とぴったり重なるように楽器の音を出すとメトロノームの音が聞こえなくなります。

この状態をキープできる人はテンポキープが上手です。そして音を出すのをやめたとたんに、またカチッカチッ(またはピッピッ)が聞こえてくる、これが理想です。この状態を目指してほしいです。

太鼓を叩いている間だけメトロノームの音が聞こえなくなります。

その4、大幅にリズムがずれてしまう人は…

大幅にリズムがずれてしまう人は、まずは小節の頭(1拍目)を必ずあわせよう!

まずは3拍子でも4拍子でも(他の拍子でも同じ。)小節の頭(1拍目)を必ずメトロノームに合わせる事が大事です。ここがあわないと正しいリズムにはなりません。

まずは必ず1拍目をテンポに合わせて、あとは中身(2拍目や3拍目)を均等にしていこう。

その5、自分の演奏を録音してみよう

録音する=自分の演奏を客観的に聴くことができます。演奏しながら客観的に耳をつかえるのが理想ですが、なかなか難しかったりします。

そんな時は機械に頼ってみよう。レコーダーで録音したり動画を録ったり。自分の演奏を客観的に聴いてみて、どのリズムがどうズレているのかよく聴こう。

(スマホでも録音できますが、こういった専用のレコーダーを使った方が音質は断然良いです。リズム以外の課題も見えてきそうです。↓)

その6、自分以外の人に聴いてもらおう。またはレッスンを受けよう。

リズム感に限った話ではないけれど、人に聴いてもらってアドヴァイスを受けると思ってもみない解決法が出てきたりします。あらたな発見があったり、自分の演奏と深く向き合うきっかけになったりします。

また、プロのレッスンを受けるチャンスがあればぜひ受けよう。演奏がワンランクアップするはずです。

もっと話を聴きたい、またはレッスンを受けてみたいという方はぜひこちらからどうぞ!

リズム感を鍛えるコツ★補足★

リズム感を鍛えたのちには…

さんざんリズム感の話をしてきましたが、実際に吹奏楽やオーケストラなどで演奏(合奏)をするときは実は機械のようなリズムではいけないんです。(曲によりますけどね。)

生身の人間が演奏するのだから自然なリズムやテンポの揺れは生まれます。また、曲の良さを引き出すためにあえて【ため】や【間】をつくったり、あえて重々しいリズムの表現を作ったり、逆に前につっこんだようなリズムにする事もあります。

それが生演奏の温かみだったり、人の心に伝わる演奏になっていくと思っています。

ただしそれはリズム感を鍛えて基礎力を高めていかないとただの安定感のない演奏になってしまう…

なのでリズムやテンポの自然な揺れを表現するためにも、リズム感を鍛えることは絶対に必要です。

良い演奏をするために……人に伝わる演奏をするために……一緒にがんばりましょう!!!

もっと話を聴きたい、またはレッスンを受けてみたいという方はぜひこちらからどうぞ!

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